やっつけ | 我らFifthRovers

やっつけ

最近面白いと思ったもの。

BECK
木曜01:30からテレビ東京でやっている、主人公がバンドマンのアニメ。
前回3月10日放送の後半の盛り上がりはハンパなかった。観ているほうのテンションが最高にあがっている状態でエンディングにいってしまったので、かなりもどかしい。
次回3月17日の放送は必見。

20世紀少年
最新刊18巻が出たばかり。これが面白い!
今までの巻から予想できたことだが、「歌は世界を救う」的な展開になってきた。「音楽の力」を描いた漫画なりアニメなりにはハズレが少ない気がする。
映画でも、「音楽もの」と「動物もの」はとりあえず感動してしまう。
上のBECKもそう。
ただ、アニメや映画と違って「音が鳴らない」メディアである漫画で、ここまで音楽による感動(無論、作中には詞だけしか出てこないわけだが)を描いてくれたのは今までにないんじゃないかと。
「地球の上に夜が来る~」の歌には、実際には詞しかついてなくてメロディーは無いのだから、音楽というよりは詩の類のはずなのだが、浦沢直樹の絵によって(矢吹丈?なる人物がギターを弾く絵など)本当に音が鳴っているような錯覚さえ起こす。
19巻が出るのはいつになるんだろう・・・待ち遠しい

ドラゴンクエスト4(PS版)
何故か今頃始めてしまった・・・
もう全クリして、裏ボスやら隠しキャラやらも全て終えた。
懐かしかった・・・そしてやっぱりバルザックが強かった・・・
ドラクエって映画的演出を目指しているFFと違って演出そのものは稚拙なんだけど、なのに心に残るのはなんでなんだろう・・・
やっぱり堀井雄二によるシナリオが相当出来がいいんだろう。
あと、ドラクエのサブタイトルってかなりセンスがいい。10文字程度の短いサブタイトルだけで、その作品の雰囲気を的確に表している。

1. サブタイトル無し
2. 悪霊の神々
3. そして伝説へ・・・
4. 導かれし者たち
5. 天空の花嫁
6. 幻の大地
7. エデンの戦士たち
8. 空と海と大地と呪われた姫君

クリアした後に改めて見ると感慨深い。DQ5のパッケージの裏に書いてある、「強き心は、時を越えて。」という文句など、5をクリアしたことがある人なら心揺さぶられるハズ。

量子力学と経路積分
ファインマンというノーベル賞受賞者の理論物理学者が行った大学での講義を教科書にしたもの。
ファインマンは当時、「現代のアインシュタイン」と呼ぶ人もあったほどの天才で、ノーベル賞を3,4個取ってもおかしくないほどの業績を上げたアメリカ人。
彼は量子電磁力学(QED)の問題を解くに際して、経路積分という新しい数学的手法を生み出した。その経路積分についての入門書。
この本を読めば、「ファインマンってホント頭良かったんだなぁ・・・」と思える。
本文中には問題が多く、しかも解答がついていない上に、いわゆる「練習問題」ではなくかなり本質的な問題で、計算量も膨大であるため全て読んで完全に内容を理解するにはレポート用紙A4で500枚程度の計算が必要。
そもそも量子力学の定式化として経路積分を用いた方法は、ディラックによる演算子法などと比べて圧倒的に計算量が多い。ファインマンのいたカリフォルニア工科大学では数年の間、量子力学を教える手法として経路積分を用いたらしいが、学生にとっては迷惑な話である・・・

ションベンライダー
セーラー服と機関銃の相米慎二監督。
前から気になっていて、たまたま深夜放送していたので鑑賞。
東大文学部教授の松浦寿輝先生が「相米慎二は北野武よりもよっぽど才能がある」などと絶賛していたのだが、観て納得。
監督がすでに故人であることが非常に残念。

アカデミー賞
イーストウッドがミリオンダラーベイビーで作品賞・監督賞を取り、主演女優賞・助演男優賞と合わせて4部門を制覇した。
アカデミー賞にはアメリカ作品しかノミネートされないわけで、別に映画界最高の賞でもなんでもないローカルな賞なわけだが、それにしても75歳にもなって作品を作り続けるイーストウッドは凄い。
去年ミスティックリバーを作って(ロードオブザリングに監督賞を奪われたのは納得がいかない。美術賞とか視覚効果賞とかは解るけど、監督賞はないだろ・・・)、今年はミリオンダラーベイビー・・・すげぇ爺さんだ。

イチロー
まだオープン戦ですが、打率5割オーバーと打ちまくっている。
今現在、ジャンルを問わず日本人でもっとも’凄い’のはイチローだと個人的に思う。
打率4割を期待。

ロナウジーニョ
上手すぎ。
観てて本当にワクワクする。
スペインに行って生で試合を観戦したい。チャンピオンリーグで敗退したため、トヨタカップで日本にくることが無くなったのが残念。


こんなもんかな。最近小説を読んでない。話題のセカチューやらいまあいやらを読んでみるかな。